網膜剥離手術

網膜剥離手術に関する情報をご案内しています。

網膜剥離手術とは

剥がれた網膜を元の位置に戻し、裂孔を塞ぐ手術です。
眼球の中から修復する方法と、眼球の外から修復する方法があります。

眼球の中から修復する方法(硝子体手術)

網膜裂孔・剥離の原因となった硝子体を切除してしまう方法です。
硝子体を切除し、眼球内の液体を空気に置き換え、剥離した網膜を接着させます。
その後、裂孔の周囲をレーザーなどで凝固し、球内の空気を特殊なガスまたはシリコンオイルに置き換えます。

眼球の外から修復する方法(強膜バックリングによる網膜復位術)

網膜裂孔のある場所の外側にスポンジを縫いつけ、眼球を内側に凹ませてすき間を縮めます。
その後、熱凝固や冷凍凝固を行って剥離した網膜を剥がれにくくし、必要があれば網膜の下に溜まった水を抜く方法です。