眼瞼下垂とは?

眼瞼下垂とは、読んで字の如くです。上まぶた(上眼瞼)が下がっている状態です。症状としては、上眼瞼が何らかの原因でひとみ(瞳孔)に上眼瞼がかかってくると視野障害が生じます。視野障害の他にも年齢層の若い方にとっては美容的な問題も生じてきます。また、乳児の場合、眼瞼下垂があると視力の発育を損ねてしまい弱視になる場合もあります。

原因

眼瞼下垂の原因は様々ですが代表的なものを表にしています。

先天性
  • 単純先天眼瞼下垂 など
後天性
  • 老人性眼瞼下垂
  • 外傷性眼瞼下垂
  • 動眼神経麻痺
  • コンタクトレンズによるもの
  • 手術後眼瞼下垂
  • Horner症候群 など
その他
  • ステロイド長期点眼
  • マスカラ長期使用
  • 甲状腺機能亢進症 など

治療

先天眼瞼下垂は時期をみて手術になります。後天性(その他)の眼瞼下垂は、原因を検索し原因をまず治療します。その後症状固定すれば眼瞼下垂の手術となります。眼瞼下垂の手術方法にもいくつかありますが、当院で最も多く行っている術式は眼瞼挙筋(まぶたを上げたり閉じたりする筋肉)の付着部位を短縮させる眼瞼挙筋前転術を行っています。

手術方法は、眼瞼に局所麻酔を行い皮膚切開をしたのち眼瞼挙筋を露出。付着部位を短縮させて縫合した後に皮膚切開部分を縫合して終了となります。手術時間は30分程度です。日帰りも可能ですが、術後眼瞼腫脹が強いので抜糸まで(1週間程度)入院される方もおられます。