LASIKはどのような手術なのでしょうか?
局所麻酔にて片眼15分程度の手術になります。手術の方法ですが、目の中を洗浄し、瞬目を抑えるために器具(開瞼器)を装着します。角膜にマーキングをして、角膜フラップ(130〜160μm:1mm=1000μm)を作成します。フラップをめくった後、近視度数に応じてレーザーを照射します。レーザー照射時間は、近視度数にもよりますが20〜40秒程度です。フラップを元の位置に戻して手術は終了します。詳細は、LASIKページへ。
LASIKで近視や乱視が治るのはどうしてでしょうか?
正常時の場合、物をみたときの焦点は網膜上にあります。近視の方は、この焦点が網膜よりも内側に焦点がある状態にあります。そのため、角膜上(黒目)にコンタクトレンズや眼鏡といった補正器具で焦点を網膜上にあわせなければなりません。LASIKは、これらの補正器具の代わりに角膜そのものを直接精密に削ることにより、物の焦点を網膜面にあわせます。これにより近視が治るわけです。乱視においても同様の考え方で治すことになります。
だれでもLASIKが受けられるのでしょうか?
すべての近視の方が対象になるというわけではありません。眼鏡やコンタクトレンズで日常生活に不自由を感じている方、近視に対して強いコンプレックスをもたれている方、仕事上どうしても良好な裸眼視力の必要な方、また、運動の際不自由に感じておられる方などが手術の適応となります。ただ、近視手術を受けたいけれども手術をしてはいけない方もおられます。例えば、円錐角膜といったような眼に病気のある方などがそうです。また、術前検査して眼科医が手術を受けるべきではないと判断することもあります。手術の適応年齢ですが、20歳以上が適応となります。ただ、45歳以上の方の場合、老眼のことを考慮に入れなければなりません。また、小・中・高校生の場合(18歳未満)には近視が進行し屈折が安定していませんので手術は行いません。
手術に必要な検査は何でしょうか?
LASIKやPRKを受けるための検査は、説明会(要予約)に出席していただいた後、予約にて行います。1回の検査で不十分であり、最低2回検査を行います。また、初回検査時には散瞳検査(瞳を開く検査)がありますので車で来院されることはできるだけ避けてください(4〜5時間ほど見づらくなります)。初回検査には1時間30分ほどかかります。2回目検査は30分程度で終了します。検査項目は以下の通りです。
手術時間はどれくらいでしょうか?
手術時間は実際片眼15分程度です。ただ、手術場に入ってでてくるまでには約30分程度かかります。点眼麻酔をしていますので手術中の痛みは一切ありません。ただ、手術の際はマイクロケラトームの電動音とエキシマレーザー照射音が大きいのでびっくりすることがあるかもしれません。驚かないように音がする直前にお知らせいたします。手術開始から終了までの流れとしては、直前に説明を聞く→服を着替える→入室→ベットに横になる→点眼麻酔→眼を消毒する→顔に布を張る→レーザー照射→退室→30分〜1時間ほど休憩をする→診察→帰宅・・・・・ということになります。
手術後の生活はどうすればよいのでしょうか?
職種によって異なりますが、デスクワークなどの事務仕事は翌日から可能となります。ただし、診察は必要です。力仕事の場合は、1週間はできれば控えてください。車の運転は個人差がありますが翌日には可能となります。細かい生活に関して大まかに下の表に示しますが、個人差がありますので医師に相談してください。
手術にかかる費用はどのくらいですか?ローンは使えますか?
屈折矯正手術は、保険適応にはなりません。すべて自費診療ということになります。将来的にも保険適応になることはないだろうと考えます。なぜならば、日本は、近視の方が多く保険適応になれば保険がパンクする恐れがあるからです
保険は利きますか?
日本は、近視・乱視・遠視は病気として取り扱っておりません。そのため、近視大国といわれる日本で保険扱いとすると財政が危機状態に陥ることは明らかです。このため、将来的にも保険扱いになることはまずありません。個人ではいられている生命保険によっては手術給付金として支給される場合もあります。各生命保険会社に問い合わせてみてください。
手術後の効果はいつ頃わかりますか?安定するのはいつ頃ですか?
LASIKの場合、個人差はありますが術直後から見えます。ただ、流涙やまぶしさのため見にくいですが。帰宅後3時間ほど仮眠を取ってもらっていますが、仮眠後にはかなりすっきりした見え方になります。術後効果の安定に関してですが、軽度近視の方の場合には1〜2ヶ月で、高度近視の方は3ヶ月ほど掛かります。なぜなら、人間は傷ができれば治ろうとする力が働きます。レーザー治療も同じです。レーザーで削った組織が治ろうとします。それが、実際には軽い近視として認められるようになります。これが、戻りといわれる屈折変化です。約3ヶ月で安定すると考えてください。
手術の効果は永続的ですか?
受けた年齢にもよります。近視は30歳後半までは進行します。ただ、その進行の早さが年齢によって変わります。20歳前半ならば速く進行するでしょうし、30歳ならばゆっくり進行すると考えられます。当院では、術後1年間内で進行して視力が落ちた場合には無料で治療いたします。
失敗はありますか?100%安全に手術は行なえますか
まず、手術に関して十分な知識と医師の注意事項を守っていただければ失敗はありません。安心して受けて下さい。また、当院では失敗など起こさないように手術に不向きの眼の方には十分説明させていただき手術を諦めてもらっています。そのために、術前検査は手術同様大事なことになります。検査をクリアした方は安心してください。しかし、あくまで手術ですから100%安全とは言えません。手術中に何が起こるかだれも予想はできません(地震などの災害を含めて)。ただ、言えることは術者が眼科専門医であり、かつ屈折手術以外の手術を多く手がけていることが大事です。なぜならば、何が起こってもすぐに対処できるからです。付け加えますと、角膜移植を含めてすぐに別の手術が行える施設であるということも大事です。
手術の合併症はありますか?
ドライアイ;術後しばらく眼が乾燥した状態が続きます。点眼で十分解消できますので安心してください。グレア:言葉は難しいのですが、要は夜間の見え方の質が落ちることをいいます。夜間対向車のライトが散乱して見えることがあります。術後1年でほぼ治りますが、まれにまぶしさが続く人もいます。感染:非常に希ですがばい菌が眼にはいることがあります。点眼と術後の生活をきちんと守っていただければまず起こることはありません。
手術後のアフターケアは万全ですか?
手術後の検査についてですが、術後翌日、3日目、1週間目、2週間目、2カ月目、3ヶ月目、6ヶ月目、1年目・・以後は年2回の定期検査となります。ただし、症状に応じて診察日は適宜変更していきます。まT、遠方から来られたかたの場合には術後安定しましたらお住まいの近くにある眼科専門医を紹介させていただきます。


